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今日読み終えまして、とても感動したので、
なんだか連続になっちゃうんですが、記録! ■■■「空中ブランコ」 奥田英朗(文春文庫)■■■ 2004年の直木賞受賞作品! このネームバリューに、惹かれて買ってみたんですけど… お知り合いの方のお墨付きの通り、笑った!笑った!笑っ・・・ 主人公?伊良部のキャラクターが本当におもしろくて、 気持ち悪いんだけど、見放せなーいと思って、引き込まれました。 伊良部総合病院精神科を軸に、 5つのショートストーリーから成るんですが、その構成がとっても上手だと思いました。 しょっぱなから、 ゾウみたいな、カバみたいな伊良部が空中ブランコに挑戦しちゃって、 信じられない展開が始まります。 1つの話が終わると、 「次はどんな患者が来て、伊良部は何するんだろう?」って、 単純に楽しみながら読みすすめられました。 笑わせるために?若干こまごまとした話の進み方がやや難点でしたけども。 そしてラストの「女流作家」という話が、最高の締め! これがなかったら、 ただの横暴奇怪な?精神科医のおもしろい話で終わってたかも、と思う。 わたしが今出版志望で就活してるのとか、 最近勝手に追い詰められてるのとか、 ○○症気味なところとか、 自分のさまざまな境遇に重ね合わせてるカラっていうのもありますが、 本当に、この本読んで正解だったな!と思いました。 人は追い詰められると周りが見えなくなったり、自分よがりになってしまうなーって。 自分だけが不幸な気になっちゃたりしてね…汗。 そんな落ち込みや閉塞感は、もっとよーく周りを見回せば軽くなるもんなんだに! 人に話を聞いてもらうだけでも視野が広くなることはありまする。 まあ、そんな簡単に話は片付かないのかもしれないけど、 とっても励みになりました! 人間の宝物は言葉なのだよぉっ!! わたしもね、言葉で人を励ましたい!って思うんだー。 最近は雑誌もいいけど、文芸もいいな、って思ってまする。 文芸の編集さんと話したってのが、影響された最大の原因なんですが。 その前に就職せねば。 わたしも、言葉で人を励ましたり、したいんだなー!むーー!
by switch6_6
| 2008-02-14 00:24
| みらい
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