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今日の講演会の感想?
レポートメモをがっつり書き連ねていたのに・・・ おバカでありがちなニアミスで消しちまいました。。 いやだねーーー電子文字って言うのは。。 面倒なので要点だけ。 今日は「性」について考えます!真面目だよー!下ネタじゃないよーー! 土肥いつきさん。 見た目は、体つきとか髪型とか、身振りとか全部、女性のように見えました。 話してみるまで男性だなんて気づきません! というか、本質的には女性?なのかな・・・声が男だった、ということです。 「性同一性障害」≠「トランスジェンダー」 正しくは、 「性同一性障害」≒「トランスジェンダー」 「性同一性障害」は、 体の性別と心の性別(自分が認める自分の性別)にズレを感じる人であり、 「障害」というだけあって「疾病名」なのです。「精神病」のひとつ。 「トランスジェンダー」とは、 体の性別への違和感も少なからずあるが、それ以上に社会的性別(ex.男として扱われることetc・・・)に違和感を感じる人。こちらは「病気」ではなくて、「あり方」のひとつ。 ※この微妙な違いは、わたしもよく飲み込めてません。 いつきさんはあるキッカケで「性同一性障害」という言葉を知って、 「まさに自分はコレだ!」と思ったのだそう。 今まで心でもやもやと閉じ込めていた事柄が一つの言葉に納まった気持ち? この言葉があることで、「自分は一人じゃない、仲間がいる」と安心できたそうです。 でも、今は見るからに明るくて、明らかに病人ではないし、 いつきさん自身も「トランスジェンダーの方がしっくりくる」言っていました。 「自分の性」と一言に言っても、それは3つの要素に分けられるようです。 ①社会的性→社会に表現している性別 ex.ニーハイソックスで絶対領域をアピールしてみる。 ②性自認→自分で思う自分の性別 ex.「甘いモノ好きなんて、やっぱあたしも女の子だねー」 ③身体の性→身体のつくりから判断できる性別 ex.「貧乳だけども・・・一応乳だし。。」 この3つも、選択肢は「男か女」のどちらか!というわけではないのです。 [女------男]といったように、あくまで「どちらよりか」という視点。 この3つがズレている人、つまりトランスジェンダーの人って、 今の日本には約5,000人いるらしいです。 この数字はモチロン、精神科に行って診断された人の数なので、 実際はもっともっといるはずでしょうなー。 いつきさんは「1000人に1人くらいはいる」って言ってました。 わたしはゼミがこういうところなだけに、大学で2人知っています。 だから珍しいことではないのだよね。知られていないだけみたい。 いつきさんがこうして堂々としていらっしゃるのは、 この方の人格だけでなく、職業にわけがあるようです。 京都で高校教師をやっているいつきさん。 生徒たちの中には被差別部落出身者や在日外国人も多くいるそうです。 いつきさんはそういった関係の差別問題に熱心に取り組んでいる方で、 被差別部落に住まいを移してそこで生活しながら、 部落出身の生徒達に勉強を教えたり、心のケアをしたり、 部落解放運動に参加したり、・・・とそんな生活15年続いた。すごい。 在日外国人差別についても、 協議会の事務局員を勤めつつ、精力的に活動しておられるわけです。 「自分の出身が打ち明けられない・・・」と悩みを抱える子供達に、 「なんで言えへんねん」って声をかけたときに、自分でも気づいたそうです。 「自分どだって人に言えないこと(性に違和感を感じること)を抱えているのに、 そんなんじゃあ子供達の力になれるわけがない」 だから、いつきさんは堂々とカミングアウトして、今に至る・・・というわけです。 性別なんか越えて、いつきさん自身が思いやりのある人格者だったのだね。 いつきさんはもとから自分で差別問題に取り組んでいたこともあるけれど、 すごく柔軟な方だと感じました。 要は、「多様性を認めていこう」っていうことだと思います。 勝手に一言にまとめちゃいけないと思うけれど(汗) どんな差別にだってそうです。 多様性を認める余裕が心にもっとあれば、辛い思いをするひとは減るんじゃないかなあ。 トランスジェンダーだけでなくって、 世の中にはまだまだ私の知らない「性」がたくさんあることも教わりました。 インターセックスって皆さんご存知ですか?? 出生届けの性別欄って、すぐに埋めないで、あとから書いてもいいみたいよ!? あとAセクシャルとかね・・・ 「性」のあり方って幅広いわーー。 別にどれも病気とか、おかしいことじゃないんだな! 「自然は多様性を好む、しかし社会はそれを嫌う。」 今日のいつきさんの締めのお言葉でした。 偏った価値観で世界を狭めているのは、他でもないわたしだな、と感じました。
by switch6_6
| 2007-11-11 01:53
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